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2017年9月2日

9158:コンタクトレンズ管理者講習会:印象録

ZQCE0CL2Q3WF5GO0M4NF1QJQFW0WFER1XB1LXKHGNXMM03Z3例年行われるこの講習会。場所は虎ノ門の日本消防ホールでした。

ことに恒例の山田昌和先生の講演は知識整理に大変有用でした。

その概要をまとめます。「見てもらってよかった」というコンタクトレンズ診療をしようということでした。

--スライドに沿う要点は---

コンタクトレンズ - 合併症や問題点のトピックス -

(山田先生個人の見解だそうです。)

◎コンタクトレンズ:装用人口1500万人以上。日本人10人に一人以上が経験。合併症もある。

◎年間で十人に一人以上が眼障害を経験する。

◎厚労省から近々「コンタクトレンズの適正使用」に関する医薬食品局の新しい通知が出る。

◎コンタクトレンズの歩み:ハード(1938)➡ソフトレンズ(1955)へ。使い捨て頻回交換レンズへ。シリコーンハイドロゲル(SHCL)登場。

◎合併症にはアレルギー関連、ドライアイ関連、感染性角膜炎、CLやケア用品特有な合併症がある。

◎代謝障害(overwear)による眼障害

・点状表層角膜炎、角膜上皮びらん➡角膜白斑。角膜血管新生と角膜脂肪変性。Contact Lens Acute Red Eye (CLARE). 酸素透過性との戦。

◎CL特有の合併症 レンズの汚れや劣化による眼障害

○CL関連乳頭性結膜炎(CLPC):コンベンショナルレンズに多い。シリコーンレンズに多い局所型と、春期カタルで見られるびまん型がある。

○CLの機械的影響による眼障害 スマイルマークSPK(レンズ下端)、SEALs(superior epithelial arcuate lesions:大直径のHEMA)、リング状SPK(☚レンズ固着)、Dimple-veil staining (気泡で圧迫)、輪部結膜ステイニング(エッジの圧迫)、SLK(superior limbic keratoconjunctovitis、リッドワイパーでの摩擦で起きる)

○レンズケア用品関連:過酸化水素の中和忘れ(急性上皮びらん)、MPS(マルチパーパスソリューションによるものは軽い)、遅延型過敏反応(MPSやヨード製剤)、無菌性角膜浸潤(細菌や菌体外毒素に対する反応)

◎CLによる角膜炎

○フザリウム(糸状菌、土壌中) ○アカントアメーバ(角膜ヘルペスと紛らわしい。放射状角膜神経炎、輪状海洋になる前に治療せよ。)○グラム陽性球菌と緑膿菌

◎CL眼合併症には原因を見極めて対処 アレルギー、ドライアイ、感染症、機械的摩擦、ケア用品:単に装用中止ではなく原因に迫る治療を施し、見てもらってよかったといわれるCL診療をしよう。

 


Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方