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2016年11月14日

8321: 目から離さないと小さな文字が見づらくなってきました。QA

Q:最近、目から離さないと小さな文字が見づらくなってきました。裸眼は0.1程度、ふだんメガネやコンタクトを使用しています。年齢的にも老眼になっているのかと思いますが、、特に不自由はありません。しばらく様子を見ていいのでしょうか?(東京都 42歳女性)

A:目から離して文字を読むということであり、白内障の手術を受けたりもしていないことから、老視が始まったことが考えられます。しかし、裸眼での視力が0.1程度とおっしゃいますから、元から軽度の近視を併せ持っていることも予想されます。その様な患者さんが、遠方用の眼鏡またはコンタクトレンズを着けているとすれば、40歳を過ぎたころからその眼鏡またはコンタクトレンズを通してみたときには、目の前30cmの文字を見るのが多少つらくなり、手を伸ばし気味にして読むようになるでしょう。遠方用の眼鏡やコンタクトレンズを外すと焦点距離は50センチメートル程度ですから、事務仕事をするのにちょうどよい状況が得られます。そうすれば、遠方は見えませんが帳簿をつけるなど持続的な近方作業には不都合はないかもしれません。もう一つの対策としては遠近両用の眼鏡(または遠近両用コンタクトレンズ)の処方を受けることです。眼鏡の上半分は遠方を見るような度数とし、眼鏡の下半分では老視分だけ近視の度数を下げておきます。眼鏡ならば、境目のない遠近両用レンズがその場合には標準的で、一つの眼鏡で対応することができます。また、それまでにコンタクトレンズを使っていた方なら、遠方視力を少し犠牲にしてコンタクトレンズの度を弱めることもできます。また、遠近両用コンタクトレンズもあります。それなら、一つのコンタクトレンズで遠方も近方も同時に見ることができますのでコンタクトレンズご購入の際にご相談ください。

清澤眼科医院院長 清澤源弘

発表媒体「笑顔」2017年2月 老視 (追記;2019.12.05)

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方