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2021年3月19日

12713:黄砂アレルギー 再訪

要点:3~5月に観測される自然現象で、晴れているのに、空が黄色く煙っているように見え、白く砂のようなものが車などに積もっているのが見られれば、それが黄砂。黄砂は、中国の乾燥地帯から偏西風によって運ばれてくる砂漠の砂塵。黄砂に付着して一緒に飛ばされてきた有害物質や、ゴミ、ダニ、ホコリなどのアレルゲン物質が、黄砂アレルギーの原因とされる。

黄砂アレルギーとは

中国大陸から偏西風によって飛来する黄砂やPM2.5などの有害物質によって起こる症状を「黄砂アレルギー」と呼ぶことがある。 花粉症と同じように目、鼻、気管支、皮膚などに症状が現れる。喘息や呼吸器に病気に持っている人は、症状が悪化するリスクがあるため注意が必要。花粉症と同じように、マスクやメガネなどによる対策をしましょう。

黄砂アレルギーの症状

黄砂アレルギーの症状は、他のアレルギー性疾患と同じように、目、鼻、気管支・皮膚などに現れる。目に入れば、不快感やかゆみ、結膜炎などを発症する。鼻に入ると、鼻水やくしゃみ、アレルギー性鼻炎のような症状を引き起こす。また、気管支や肺に入ると喘息を誘発させたり、悪化させたりする場合もある。

一般的におもな症状は:

・ 咳 

・ くしゃみ、鼻水、鼻詰まり

・ 喉の痛み 

・ 息苦しさ 

・ 目の充血、涙

・ 頭痛 

・ 発熱

・ 皮膚のかゆみ、湿疹、アトピー性皮膚炎

黄砂アレルギーの原因                                                  

黄砂アレルギーには、黄砂の飛来が関係している。日本では、3~5月に観測される自然現象です。春先に晴れているのに、空が黄色く煙っているように見え、白く砂のようなものが車などに積もっているのが見られれば、それが黄砂。黄砂は、中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの乾燥地帯から日本に向けて吹く偏西風によって運ばれてくる砂漠の砂塵。

黄砂に付着して一緒に飛ばされてきた有害物質や、ゴミ、ダニ、ホコリなどのアレルゲン物質が、黄砂アレルギーの原因とされている。

しかし、これらの症状は実は、黄砂によって引き起こされる健康被害であり、アレルギーからくるものではない。

 黄砂は、中国内陸部にある砂漠の砂が上空に巻き上げられたもの。黄砂主成分は岩石の成分である二酸化ケイ素(SiO2)という物質。

この二酸化ケイ素は、アレルギーを引き起こす成分ではありませんが、アレルギーを悪化させる原因になる。この砂が中国から日本の方に向かって吹いてくる偏西風という風に乗ってやってくる。

日本に到達する黄砂は、大気中を移動する時に大気汚染物質や微生物も取り込む。

この、黄砂に含まれる付着成分も曲者。

黄砂に含まれている付着成分(細菌やカビ・ダニ・PM2.5など)が、ぜんそくや気管支炎の悪化を引き起こすと考えられている。

つまり、黄砂がアレルギー物質なのではなく、黄砂や黄砂の付着物質によってアレルギーが悪化する。

症状に合わせた専門医を受診するのが良い。

・目がかゆい場合は『眼科』

・喉が痛い、咳が出るなどの場合は『耳鼻咽喉科』

・湿疹や皮膚の痒みの場合は『皮膚科』

黄砂アレルギーの治療

発症が疑われる場合は、まずアレルゲンを特定する検査を行います。そして、症状に合わせて、抗ヒスタミン薬などの治療を行う。

黄砂アレルギーの予防・対策

黄砂アレルギーの予防は、基本的には花粉症の予防と同じです。目の細かいマスクやメガネなどで体内への侵入を少しでも防ごう。

花粉症の対策と似ていますが、黄砂がたくさん飛んでいる時には、下記のような対策を。

・マスクやメガネをして少しでも体内に入ることを防ぐ

・室内では空気清浄器を使用する

・外出をなるべく控える

・外出から帰った時は衣服についた黄砂をよく払う

・洗濯物は部屋干しにする

・掃除する時を含めて、なるべく窓を開けない

Categorised in: 結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)