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2019年4月13日

10634:結膜から生きたハチ4匹:記事紹介

4/12(金) 18:27配信

眼科医清澤のコメント:日常の臨床において、目への異物を訴えて患者さんが来院する場合、表在性の小さな木片や砂礫などのごみが見つかることが多いのですが、まれに溺死した昆虫が見つかることも経験しています。炎症は塵を拾い出して抗生物質点眼すればたいがいは後を残さずに治癒します。注意が必要なのは、「グラインダーをかけていて」鉄片が入ったという場合です。(穿孔していなければ、)角膜上の異物を角膜異物針で取った後、角膜中にしみ込んだ鉄錆まで歯科で使うようなドリルで角膜を削るようにして除去しないと図の様に角膜に曇りが残ります。江東区では町工場で起きた角膜鉄片異物例はよく見るケースですが、ネットでは良い図が見つかりませんでした。角結膜異物なら受診は早い方が良いです。図:
https://www.canadianjournalofophthalmology.ca/article/S0008-4182(15)00231-8/pdf

ニューズウィーク日本版

涙をタンパク源にしようとするハチがまぶたから4匹…..──目からピクピクと動く昆虫の脚のようなものが見つかって……

台湾の病院で、29歳の女性の左まぶたから4匹のハチが生きたまま摘出された。女性のまぶたに入り込んでいたのは体長3ミリから4ミリのコバナバチで、涙から栄養を摂取していたとみられている。中華電視公司(CTS)ら、台湾のメディアが報じた。

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■ 目からピクピクと動く小さな昆虫の脚のようなものが見つかった……

台湾では、毎年4月初旬の清明節に、先祖の墓を参り、墓地に生えた雑草を取り除いて清掃する「民族掃墓節」という習慣がある。「何」という姓のみを公表したこの女性は、2019年4月、家族とともに親戚の墓参りに行き、墓地でしゃがんで雑草を抜いていたところ、突然、目に異物が入ったことを感じた。

女性は、すぐに目を水で洗浄したが、その後も涙が止まらず、鋭く刺すような痛みが続いたため、台湾南部屏東県の輔英科技大学付設医院を受診した。

女性は当初、角膜炎もしくは蜂巣炎と呼ばれる皮膚の内層で起こる感染症と診断されたが、同院の眼科で医局長を務める洪醫生教授が、女性の目を顕微鏡で診察したところ、ピクピクと動く小さな昆虫の脚のようなものが見つかった。洪教授は、顕微鏡を覗きながら、ゆっくりと1匹ずつこれを引き抜き、合わせて4匹のコバナバチを傷つけることなく摘出することに成功した。

■ 涙をタンパク源にしようとするハチ

女性はすでに退院し、快復に向かっているが、受診が遅れていれば、角膜の炎症が悪化し、失明するおそれもあった。

国立台湾大学のマタン・シェロミ准教授は、米紙ワシントン・ポストの取材に対して「私の知る限り、ヒトの生体構造の一部にハチが入り込んだ例は今回が初めてだ。コバナバチは偶然、女性の目に入り込み、眼球とまぶたの間に挟まってしまったのだろう」と述べている。

コバナバチは小さく、ヒトを攻撃することはないが、汗に含まれる水分や塩分を求めてヒトの汗に引き寄せられる性質を持ち、涙をタンパク源にしようとすることも明らかとなっている。また、洪教授によると、墓地の近くや倒木に巣を作るため、山でのハイキングや墓参りの際に遭遇する可能性は高いという。

Categorised in: 結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)