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2016年3月8日

7552:メロンとキウイのアレルギー?調べてみました。

無題
スギ花粉症の患者さんが多数受診しています。そんな中、学校に提出する食物アレルギーの調査票への記入を依頼しに小学生が母親とやってきました。聞くとメロンとキウイのアレルギーがあるとのこと。検査の仕様もないので患者家族の言う所をそのまま調査票に記入します。
今日は、メロンとキウイに共通項は無いかと調べてみました。(参考記事はhttp://allabout.co.jp/gm/gc/300610/です。)

◎花粉症と果物アレルギー

花粉症の人では、メロンやトマトなどの果物アレルギー(口腔アレルギー症候群)に対する注意が必要です。

◎果物
花粉症のひとは、果物アレルギー(口腔アレルギー症候群)に対する注意も必要。花粉症の人は果物アレルギーを起こしやすい。

◎果物アレルギーは時に花粉症より強烈

花粉症の人は花粉症の時期に花粉を吸い込むと、のどの奥の痒みなどの違和感を感ずるが、気をつけたいのは果物アレルギー(果物過敏症)。口腔アレルギー症候群が正式名称。

口腔アレルギー症候群では、特定の果物を口に入れると、のどの奥、唇、舌に痒みや痛みを感ずる。さらに吐き気や下痢なども起こし易い。喘息発作を起すこともある。

◎果物アレルギーを起こす果物と野菜

口腔アレルギー症候群のことを、果物アレルギーと呼ぶ。実際は野菜も含まれる。

■果物
メロン、リンゴ、イチゴ、オレンジ、キウイ、サクランボ、スイカ、ナシ、バナナ、モモ、梅、パパイヤ、パイナップル、レモン、グレープフルーツ

■野菜
トマト、キュウリ、クルミ、ジャガイモ、セロリ、ニンジン、ニンニク、ナス

◎果物アレルギーと花粉症の関係
 花粉症を起す花粉アレルゲン(原因となる抗原)と特定の果物、野菜が持つアレルゲンが共通するため。口から入ったアレルゲンと花粉症を起こす抗体が反応してアレルギー反応を引き起こす。

◎花粉と果物アレルギーの関係
■スギ・ヒノキ=スギ花粉症やヒノキ花粉症の人ではトマトに注意。
トマト

■シラカバ=シラカバ花粉症は特にバラ科の果物の対するアレルギー。
バラ科(リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、イチゴ、ウメなど)、キウイ、ニンジン、セロリ、クルミ

■ブタクサ=ブタクサ花粉症の人はウリ類(スイカ、メロン、キュウリ)に注意。
スイカ、メロン、キュウリ、バナナ

■カモガヤ
メロン、オレンジ、トマト、バナナ、セロリ、ジャガイモ

■ヨモギ
リンゴ、キウイ、ニンジン、セロリ

果物側からみるとメロン、リンゴが果物アレルギーを起こしやすい果物。

◎自分に果物アレルギーを起こす果物を覚えて予防!
吸入性の花粉症と違ってアレルギーを起こす果物(野菜)がわかれば果物アレルギーは予防可能。

何か果物や野菜を食べた時に口に違和感を覚えた時はその果物や野菜の種類をまず記憶しよう。

バラ科果物であるリンゴ、モモ、サクランボ、洋ナシ、ナシ、スモモ、アンズ、イチゴ、ウメ、ビワなどは、共通のアレルゲンを持つので、他のバラ科果物に対しても注意が必要。

清澤の結論:という訳で、キウイもメロンも食物アレルギーを起こしやすい食品ですが、この二つの抗原性に固有の関連は見出せませんでした。多くのアレルゲンを調べる血液検査を行えば、本当にピンポイントにその2つに反応するかどうかを調べることは可能かもしれません。

Categorised in: 結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)