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2015年1月19日

6208 レーシック後にも多いRCES再発性角膜びらん症候群

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レーシック後にも多いRCES再発性角膜びらん症候群

文献:Diez-Feijóo E,et al.Clinical Presentation and Causes of Recurrent Corneal Erosion Syndrome: Review of 100 Patients.Cornea. 2014 Jun;33(6):571-5.

目的:再発性角膜びらん症候群(RCES)患者の特徴を記載する。

方法:スペインのビルバオの病院での患者100人(117眼)を対象に、再発性角膜びらん症候群RCESの臨床兆候と病因を検討した。症状、原因、角膜上の部位、マイボーム腺梗塞((MGD)濃霧を調べた。

結果:患者の平均年齢は44.5 (範囲14–80)歳。病因は、軽度外傷の既往(47眼、39.3%)、角膜上皮基底膜ジストロフィー20眼、17,1%、レーザー屈折矯正角膜切除術(20眼、17.1%)、レーザー光線による近視矯正手術(laser-assisted in situ keratomileusis 9眼、7.7%)で、理由不明が22眼18,8%だった。最もよく見られた障害の部位は角膜下方傍中心部(68.4%)で、角膜上部(21.3%)がそれに次ぎ、広汎なものも(21.3%)あった。マイボーム腺機能不全は59%がこれを合併していた。

考案:再発性角膜びらん症候群(RCES)は様々な原因で起きる。面白いことに、相当数の患者は角膜レーザー手術の後で起きていて、マイボーム腺機能不全もおおい。

清澤のコメント:図は借用。外傷の後というのが多い印象ですが、この報告では相当数がレーザー後です。この疾患ではある朝バリッと上皮が剥がれて激しい痛みを起こします。治療には針で点々とつついて上皮が付きやすくしてやります。少し違う概念ですが、糖尿病でも上皮の接着は弱いので、エロジオンを作りやすいです。

http://www.institutmacularetina.com/en/patologia/erosion-corneal-recidivante/

Categorised in: 結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)