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2018年5月15日

9853:筑波大学附属聴覚特別支援学校(筑波大学聾学校)へ眼科検診に行きました。

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今日は市川市にある筑波大学附属聴覚特別支援学校(筑波大学聾学校)へ眼科の健康診断をしに行きました。この学校は、東京医科歯科大学の教養部キャンパスの隣にあり、私の医科歯科大学への赴任以来もう20年も眼科校医を務めさせていただいています。

本日は幼稚部と小学部、それに専攻科の生徒の約100人を拝見しました。各クラスが6人程度で、担任教師の比率はとても高く、濃密な教育が行われています。学校は日当たりが良く、緑の多い恵まれた環境にあります。今日は人工内耳移植を受けている生徒が増えている印象を受けました。

改訂されたばかりの学校のホームページ(http://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/index.html)を見ますと、 鄭 仁豪(ちょん いんほ)校長のあいさつが出ています。

『本校は、聴覚に障害のある幼児児童生徒を対象に、幼稚部・小学部・中学部・高等部そして専攻科までの「一貫した教育」を行っています。教育方針は、聴覚を活用し、個々の状態や発達段階に応じた指導法を駆使し、通常の学校の児童生徒と同じ学力水準を目指す「対応の教育」を柱としています。

本校は、明治8年(1875年)に組織された「楽善会」を前身とし、平成19年(2007年)には「筑波大学附属聴覚特別支援学校」に改称し、現在に至っています。

全校幼児児童生徒数237名の国内の聴覚障害児を対象とする特別支援学校のなかでは、最も多くの児童生徒が在籍している学校です。』とのこと。

今日のトピックスとしては、6月1日に専攻科の見学会が有るそうです。周りに聾学校の高等部を修了する方が居たら教えてあげてください。

全国の聾学校高等部の皆さん、6月1日(金)に専攻科を見学しませんか?
授業見学、寄宿舎見学、入学相談、体験学習を行います。お気軽にご参加ください。( 申込〆切:5月18日 )

kokai2018 (この検診で見た難聴を伴う眼白児症を15年前にまとめた論文もあります。
Clinical Findings in Japanese Patients with Waardenburg Syndrome Type 2
http://www.nichigan.or.jp/jjo-oj/pdf/04701/047010077.pdf

結論
  聴力障害児の学校に通う240人の学生のうち11人は、難聴に関連した部分的な虹彩白斑を有することが判明した。
いずれも涙点の側方変位はなく、したがって、タイプ2のワールデンバーグ症候群として分類された。唯一の眼の変化は、部分的虹彩異色症および網膜低色素であった。 いずれの子供も重大な視力障害を示さなかった。

Categorised in: 清澤眼科医院通信