神経眼科医清澤のコメント:
今月末に某市の眼科医会でお話をする予定があります。私の演題は例によって「目の不定愁訴、不明愁訴」です。もう一人の有名な演者は糖尿病黄斑症の話をされるという事です。そこで、私は糖尿病性眼筋麻痺から話を始めようと考えました。その話のネタを探していて、この記事を見つけました。

この著者は、糖尿病の合併症を「しめじ」(神経障害、網膜症、腎症)と「えのき」(えそ、脳梗塞、狭心症・急性心筋梗塞)で表現しています。

先日の山形大学衛生学の先生のお話でも、広い意味での神経障害は網膜症
よりも頻度が高いようです。眼に起こる糖尿病性の神経障害は①比較的大きな血管(といっても見えるほどの大きさではないのですが)の障害で起きる外眼筋麻痺と、②外観からはほとんどわからない微細な血管の障害でいつの間にか起きる瞳孔障害があります。

今度の話は、そこからから初めて、後半は別の疾患として眼瞼痙攣の原因、診断、治療で行こうかと考えています。