清澤のコメント:近視進行を抑制する方法について様々な点をビジョンケア2020では筑波大学平岡孝浩先生が紹介していました。此処は常に進歩している領域ですからキャッチアップしながら臨床診療を進めたいと感じました。保険採用はされてはいませんが、一部の眼科医が既に始めている低濃度アトロピン治療はそろそろ臨床に取り入れることを考えていってもよい時期が来ているのかもしれません。台湾での研究から①読書の視距離……
清澤のコメント:コンタクトレンズ会社の方が定期訪問でこの記事(日刊工業新聞https://www.nikkan.co.jp/articles/view/568045?isReadConfirmed=true)を教えてくれました。参考にすべき要点をピックアップしてみましょう。◎窪田製薬が開発中の「クボタメガネ」についてはこの記事には前回記事よりさらに詳しい解説があるのですが、「拡張現実ARで見えな……
清澤のコメント:学童の禁止を抑制する研究が進んでいます。今日はLAMPスタディーという香港からの論文を囲繞してみます。出典はOphthalmol 2019 年1月; 126:113-124。 Doi:10.1016 / j.ophtha.2018.05.029。 Epub 2018 7月6日とされていて、Yam JC (香港中華大学、眼科および視覚科学部門、香港)、 Jiang Y 2 、 Ta……
清澤のコメント:近視進行抑制の研究をしている主な大学は本記事の慶応大学と東京医科歯科大学が双璧です。しかし、近視進行は緩徐であり、治療効果の確認実験にも長い時間が必要です。坪田先生は近視進行抑制へのバイオレットライトの効用を述べておいでですが、そのエビデンス確立にはもう少し時間が必要でしょう。しかし、彼らの唱える7つの方法は始めて見て損はないと思います。 https://www.kiyo……
低濃度アトロピン:西山友貴 東京医科歯科大第38回城東地区眼科・コメディカルセミナー講演の聴講印象録です。要点は ・低濃度アトロピンは副作用が少なく、小児の近視進行抑制効果があるが、至適濃度の決定には至っていない。・今後の臨床試験の結果も踏まえたガイドラインの策定が待たれる。------ アトロピンは小児の近視進行を遅らせる最も効果的な治療法 アトロピンの近視進行抑制の作用機序①非調節経路を介する……
清澤のコメント:東京医科歯科大学へ神経眼科外来を手伝いに行きましたら、常勤医師が2月2日の日経記事「子どもの近視の進行を防げ 早期発見も大事」を教えてくれました。帰宅後に早速ネットで調べました。詳しくは元記事をご覧ください。(https://r.nikkei.com/article/DGXMZO55102450R30C20A1TCC000?s=3)概要を2000字程度に抄出してみます。主……
2019年11月3日 20時09分 NHK NEWS webから 清澤のコメント:強度近視の研究を古くから進めてきた老舗は大野京子教授がリードする東京医科歯科大学眼科。今年は国際近視学会も主宰し、多数の登録患者がいる強度近視外来も持って外来患者サービスを行ってきました。 (本文末尾の英語動画参照) これに対抗して近視の研究を積極的に始めているのが坪田一男教授率いる慶応大学眼科です。このNH……
これに先立って、Zeiss国際近視シンポジウムが、本日2019年9月11日(水曜日)午後2時から午後6時に千代田区麹町2丁目10番9号住友不動産麹町ビル4号館カールツアイスビジョンジャパン本社2階で開催されます。(事前登録要) 日本眼科学会専門医制度生涯教育認定事業No. 30263受付時間:9月12日(木)7:00〜17:20 3単位9月13日(金)7:00〜17……
ロート製薬の方が、今週末に行われるフォーサム2019での上記モーニングセミナーのフライヤーをお届けくださいました。 清澤のコメント:近視と強度近視というのは緑内障と並ぶ眼科におけるこれからの最重要分野です。上の動画は強度近視の人の様子を映したユーチューブ。眼鏡、コンタクト、オルソケラトロジーなども取り入れての診療を行ってます。戸外活動時間確保も大切です。まだ公認されてはいませんが、次には低……
寝ている間に近視治療するレンズ 2015年12月7日 井手武 / 南青山アイクリニック副院長 レーシック手術に興味はあるけれど、リスクを考えると受けたくないという人や、強度近視でそもそも受けられないという人は多いと思います。今回は、“手術をしない近視治療”ともいわれる「ナイトレンズ」(オルソケラトロジー)や、強度近視を矯正する手術「フェイキックIOL」について、前回に引き続き南青山アイクリニック……