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2021年10月27日

13142:老視治療のための多焦点および調節力のある眼内レンズ : 米国眼科学会報告:論文紹介

Ophthalmology: 第128巻、2021年10月、1469-1482ページ

清澤のコメント:Ophthalmology.誌の10月号が届きました。米国眼科学会が出した眼科技術評価の結論では、多焦点またはイードフレンズでは、追加の眼鏡を使わないでも遠方と近方が同時に見えるという利点があるが、コントラスト感度が低下するという欠点もあるというのがこの調査の結論だったということでした。高付加価値のレンズを進めるというだけではなく、多焦点やイードフレンズを勧める際にはその点を含んだ説明が望ましいということでしょう。

Ophthalmology

ジュリー M.シャルホルンMDほか。

https://doi.org/10.1016/j.ophtha.2021.03.013

目的

視の白内障除去後の眼内レンズ(IOL)の治療に関する眼内レンズの有効性と安全性を評価する文献をレビューする.

メソッド

文献の検索は、2018年1月から2020年9月の間でPubMed、メドライン、コクランのデータベースで行われた。これは761の記事を含み、そのうち34編は、この評価に含めるための基準を満たした。パネルメンバーによって証拠評価のレベルを割り当てられた。13の研究はレベル1と評価され、21の研究はレベル2と評価された。

業績

老視補正レンズは、白内障手術後の遠方と近方の視力改善に効果的であった。異なる焦点距離での近接性は、多焦点および拡張焦点深度(EDOF)眼内レンズの有効な付加力に直接関連していた。対照単焦点レンズと比較された多焦点レンズおよびEDOF(イードフ)レンズの多量化は、患者が報告した眼鏡の独立性が単焦点レンズよりも優れているということを示した。多焦点レンズおよびEDOFレンズを移植したすべての患者は、単焦点レンズを受けた対照参加者と比較してコントラスト感受性の低下を示し、より多くの視覚現象を報告した。

結論

老視補正レンズは、矯正されていない近距離および遠距離視力を改善し、白内障手術後の視力依存性を低下させる。メソピックコントラスト感度は単焦点レンズと比較して低下し、患者が報告した視覚現象は多焦点レンズまたはEDOFレンズを受けている患者でより可能性が高い。

略語と頭字語

BCVA:最もよく修正された視力。BCDVA:最もよく修正された距離視力。D:ジオプター。EDOF:拡張焦点深度。FDA:食品医薬品局。IOL:眼内レンズ。ログマー:最小解像度の角度の対数。

Categorised in: 白内障