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2016年5月24日

7781:車のドアガラス越しの日焼け:米国では左目の白内障が多い

車のドアガラス越しの日焼けに注意 ―皮膚と眼を害する可能性

日本で夏に半袖のシャツで車を運転したことのある人なら、右腕の日焼けが左腕よりも強いことに気が付いていたことでしょう。米国では左ハンドルですからきっとその逆なのでしょう。白内障の発生率も米国では左目の方が高いそうで、その原因をフロントガラスに比べてドアガラスの紫外線遮光が弱いことに結び付けた研究が発表されています。

  --記事の引用です---

車の運転中、フロントガラスはおそらく紫外線A波(UV-A)を遮ってくれるが、サイドガラスはそうでない可能性があることが、Boxer Wachler視覚研究所(カリフォルニア州ビバリーヒルズ)のBrian Boxer Wachler氏の研究でわかった。

UV-Aに長時間曝露されると、皮膚がんと白内障のオッズが上昇する可能性があることは以前からわかっている。Boxer Wachler氏は、自動車における太陽光線からの保護効果を調べるため、自動車メーカー15社で1990~2014年に製造された車29台のガラスによる紫外線からの保護効果を分析した。

フロントガラスの内側と運転席側のサイドガラスの内側の周囲のUV-A値を測定した結果、フロントガラスではUV-Aへの保護効果が高い傾向がみられたが、サイドガラスでは保護効果が低く、一定ではなかった。

フロントガラスは平均96%のUV-Aを遮断したのに対し、サイドガラスでは平均71%だった。サイドガラスのUV-A保護効果が高い車は、全体の14%に過ぎなかった。

Boxer Wachler氏は、「このことが、左眼の白内障および左顔面の皮膚がんの有病率の高さに寄与している可能性がある」と述べている。世界保健機関(WHO)はあらゆる波長の紫外線を既知の発がん物質と指定しており、別の専門家はUV-AとUV-B両方の保護効果がある日焼け止めを使うことを勧めている。研究結果は、「JAMA Ophthalmology」オンライン版に5月12日掲載された。(HealthDay News 2016年5月12日)

https://consumer.healthday.com/cancer-information-5/skin-cancer-news-108/how-your-car-side-window-may-be-harming-your-skin-eyes-710874.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
論文アブストラクト:
http://archopht.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2522190

Categorised in: 白内障