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2021年7月28日

13011:まぶたがピクピクする=答える人・清澤源弘(毎日新聞記事)

清澤のコメント:毎日新聞:きょうのセカンドオピニオンの記事です。毎日新聞 2021/7/14 東京朝刊 ご笑覧ください。

まぶたがピクピクする=答える人・清澤源弘院長(清澤眼科医院・神経眼科)

清澤源弘(もとひろ)院長(清澤眼科医院・神経眼科)

【相談】

 まぶたがピクピクします。治まっても何度か繰り返し、時々、口の横がムズムズする感覚もあります。(大阪府、女性、72歳)

【回答】

 まぶたがピクピクと動く原因はいくつか考えられます。まず、症状が出ているのが片目か両目かによって区別されます。片目で一時的な症状なら、「眼瞼ミオキミア」の可能性があります。疲労や飲酒、スマートフォンの見過ぎなどが要因で、治療をしなくても1~2週間ほどで治まります。

 また、顔を動かす神経に小脳の動脈が触れることで顔の筋肉が収縮する「片側顔面けいれん」の場合もあります。加齢に伴い動脈硬化が進むと発症しやすくなり、目の周囲だけでなく顔の片側に徐々に広がります。磁気共鳴画像化装置(MRI)で該当部分を撮影して診断します。治療は、ボトックス注射で顔の筋肉が過剰に動かないようにする方法が主流です。症状に応じて3カ月~半年ごとに注射を続けます。血管と神経が触れ合わないようにする手術もあります。

 両目に症状があるケースは「眼瞼けいれん」が疑われます。目を開けているのがつらく感じる状態で、50代以上の女性に多く見られます。悪化すると目が開けられなくなり、日常生活にも支障が出ます。治療はやはりボトックス注射が中心です。ドライアイが原因になっている場合、目の表面の潤いを保つ目薬などによって症状が緩和することもあります。

 受診先は日本神経眼科学会のウェブサイトで神経眼科相談医を探すか、かかりつけの眼科で専門性のある医師を紹介してもらうとよいでしょう。

Categorised in: 眼瞼痙攣