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2021年4月26日

12818:主訴がドライアイで、症状にボトックスが効かないなら眼瞼痙攣ではないという事ですか?Q and A

ねこさんからの質問

Q:ドライアイが改善しないので神経眼科にて瞬きのテストをしましたが正常で一応ボトックスをしたのですが余計ひどくなりました。 これは眼瞼痙攣ではないということになりますよね?

清澤眼科医院の見解

ねこさん, ドライアイであれば、まずフルオレセイン角膜生体染色での涙液層破綻時間と涙液貯留量、またシルマーテストでの涙液減少をみてドライアイの存在を確認します。ドライアイならば、ヒアレイン、ジクアス、ムコスタ点眼をまず使ってみます。それで収まらねば、次は液体または個体の涙点プラグを試すかもしれません。ドライアイの基礎に手術を要する結膜弛緩症が有って、ドライアイを示している場合もあります。ドライアイは眼瞼痙攣を合併することも多いので、3種類の瞬き(速瞬、軽瞬、強瞬)の乱れを評価して眼瞼痙攣かを見ます。多少なりと瞬目に乱れが有れば突破口を探す意味でボトックスを少なめに注射で使うかもしれません。初回ボトックス投与で多少なりと効いたという返事をいただける方は8割程度です。1割ではその後に多少の効果はあったと言い、1割はどうしても効かないとおっしゃいます。ですから、ボトックスが効かないという事が即、眼瞼痙攣ではないという事でもありません。ボトックス投与後は通院していただきながら、見落とされた変化が無いかを考えて、次の手を模索するという事になりましょう。患者さんの年齢も診断の参考になります。

Categorised in: 眼瞼痙攣