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2020年7月20日

12107:左まぶたの2週間続いているけいれん:読売新聞自著記事です

清澤のコメント:短い質問と答えの記事ですが、先週金曜に掲載されたそうです。実物の入手できるのを待っています。

清沢源弘 清沢眼科医院院長(東京都江東区)

 左まぶたのけいれんが2週間続いています。最近は断続的に、目頭が内側に引きつるように動きます。眼科医は疲れやストレスが原因ではないかと言い、目薬が処方されましたが、治りません。どんな病気が考えられますか。(66歳女性)

 まぶたが自分の意思とは関係なく動く場合、三つの病気が考えられます。

 最も可能性が高いのは、眼瞼ミオキミアです。目の疲れや渇きにより刺激に反応しやすくなり、片方の目のまぶたがピクピクと動きます。気になりますが、不都合はあまりなく、多くは数週間で治まります。

 二つ目は、片側顔面けいれんです。ウインクをするような動きが目から口に広がります。小脳につながる血管が顔面神経に触れ、刺激することで引き起こされる病気です。MRI(磁気共鳴画像)の検査で確認できます。症状を和らげるためのボトックス注射や、根治を目指して微小血管減圧術という手術をすることもあります。

 最後が眼瞼けいれんです。まぶたを閉じる眼輪筋の反射が強くなり、両側で目を開けていられない、目がショボショボする、といった症状が出ます。日常生活に大きな支障をきたし、場合によっては職業を続けられないほどの重症になります。睡眠薬などに含まれるベンゾジアゼピン系薬剤の副作用で起こることもあります。

 治療は、眼輪筋へのボトックス注射が行われます。対症療法なので、2~6か月おきに繰り返し注射する必要があります。

 いずれにせよ、症状が改善しないようであれば再度、眼科医に相談することを勧めます。

Categorised in: 眼瞼痙攣