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2020年5月7日

11859:眼瞼痙攣でボトックス後も開瞼できず眩しい?:医院への質問と答え

質問箱への答えです:

眼瞼痙攣と診断され、ボトックス注射を目の周りにしました。 1週間近くたちますが、 まぶたが重く目が開けづらく、注射をする前よりも目が開けられないし、眩しさも辛くなりました。 これは注射が効いていないのでしょうか? それとも副作用なのでしょうか?

お答え:これだけの情報ですと、効いていないとも、副作用ともまだ判断ができません。どちらかというと効き足りないのかもしれませんが、それであれば最初より症状悪化したというのは不思議です。通常、ボトックスの初回投与で満足と答える人は8割程度です。ボトックスは注射直後に効くものでもありませんから、もう少し待ってみてはいかがでしょうか?通常ボトックスの効果は1週間以内に効き始めて、最大効果は投与後1か月程度で現れます。副作用の場合には片側の上眼瞼挙筋がマヒして、開瞼できなくなることがごくまれにあります。ドライアイなど眼瞼痙攣に伴うそもそもの合併症はないでしょうか?それならば、シリコーンプラグを左右の下涙小点に足すこともドライアイを軽減させて楽になりますので、ボトックスへの追加の効果があります。受診いただければもう少し立ち入った助言も考えられるかと思います。デパスなどベンゾジアゼピン系薬剤の常用はないでしょうね?それも眼瞼痙攣の原因として知られています。例えばボックス治療を成功させる10のコツなどを参考にしてみてはいかがでしょうか?

追記:まさかとは思いますが、眼筋無力症(重症筋無力症の眼筋型、夕方や疲労時に瞼が下がるのを特徴とし抗アセチルコリン受容体抗体を示す)などではないでしょうね?

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