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2019年9月1日

11042:長期の本態性眼瞼痙攣における一次感覚運動皮質での灰白質密度の増加。:研究紹介

少し古い研究になりましたが、我々のこの論文の要旨を当ブログに採録してなかったので、英文調査でも邦文訳が見られるようにここに採録しました。
神経画像。 2011 5月1日; 56(1):1-7。DOI:10.1016 / j.neuroimage.2011.01.081。 Epub 2011 2月16日
長期の本態性眼瞼痙攣における一次感覚運動皮質での灰白質密度の増加。
鈴木Y、清沢M、若倉M、望月M、石井K.

抄録:
本研究では、本態性眼瞼痙攣(EB)患者の灰白質密度を調査し、疾患の期間と症状の重症度に焦点を当てた。 3D T1強調磁気共鳴画像法とボクセルベースを使用して、EBの32人の患者(男性10人と女性22人、年齢55.0±6.5歳)と48人のコントロール(男性15人と女性33人、年齢54.4±10.3歳)で形態計測を研究しました。各患者のEB症状の重症度と期間を反映するアクティビティインデックス(AI)を定義しました。

2つのグループの違いは、統計的パラメトリックマッピングソフトウェア(SPM8)によって調べられました。年齢を合わせた後、灰白質密度は、両側の一次感覚運動皮質(S1M1)および帯状回で増加しました。両側性S1M1の灰白質密度は、疾患の持続期間と有意な正の相関があり、AIとのより強固な相関があることがわかりました。 S1M1および左帯状回の年齢を補正した後の相関係数は次のとおりでした。持続時間、右S1M1、0.72(P <0.00001)。左S1M1、0.72(P <0.00001);および左帯状回、0.33(有意ではない)。 AIの場合、右S1M1、0.81(P <10(-7));左S1M1、0.74(P <0.00001);そして、左帯状回、0.43(P <0.05)。 S1M1および帯状回の灰白質密度の増加は、素因の代わりに、これらの領域での長期の活動亢進によって引き起こされる二次的な影響かもしれません。

Neuroimage. 2011 May 1;56(1):1-7. doi: 10.1016/j.neuroimage.2011.01.081. Epub 2011 Feb 16.
Gray matter density increase in the primary sensorimotor cortex in long-term essential blepharospasm.
Suzuki Y1, Kiyosawa M, Wakakura M, Mochizuki M, Ishii K.

Categorised in: 眼瞼痙攣