お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2019年5月7日

10697:眼瞼けいれんに関する質問と答集、その第3部(Q12-25)

薬について(Q4からQ11までの続きです)

眼瞼けいれんに関する質問と答(⇒Q4-Q11)

Q12:発症する前にコラーゲン(健康食品、粉状のもの)をたくさん摂っていたことを思いだしたのですが、関係性は考えられるのでしょうか。

A12:コラーゲンのサプリメントが、眼瞼痙攣の発症に関与することは無いと思います。

Q13:朝目覚めた時は「よく眠っていた時)眼が開いています。台所を懸命にした後は両瞼が下がってしまいます。耳鳴り(4年前から)も毎日しており、耳鼻科でアデホスVB12を服用していますが、治りません。体もしんどくなる毎日です。「明るく前向きに」と自分に言い聞かせての毎日です

A13:それは大変ご苦労されているようですね。疲れがたまると眼瞼けいれんが強まるということでしょうか?耳鳴りは顔面神経から耳の鐙骨筋に入る線維が顔面神経のお一部として緊張してポコポコという音を感ずると言われています。顔面へのボトックスはその耳鳴りにもきくようです。

Q14:

A14:個別の薬剤を列挙されています。高血圧、乳がん、慢性関節リウマチ、大腸炎と、多くの疾患を持っておいでの様ですが、その中にはベンゾジアゼピン系など薬剤性眼瞼痙攣に関連した薬剤は見られません。

ボトックスについて

Q15:ボトックス18回、約4か月に一度しています段々ボトックスの効き方が薄れてきたように思いますが、このようになるのでしょうか。対処法、将来が不安です、

A15:基本的には回数を増したことがボトックスを聞かなくすることは無いとされています。その都度最小必要量を考えつつボトックス量を調整しましょう。抑肝散加陳皮半夏、アーテン、リボトリールも必要性を勘案して使います。

Q16:ボトックスも医師により注射の箇所が違っているようなところもあり、気になるところです。ボトックスも改良されているのでしょうか?

A16:両眼の眼瞼痙攣で顔下半分まで広がったものでは、眼周囲(両眼周囲12点)、鼻梁と鞍部(3点)、鼻翼横(左右2点ずつ計4点)、口角外上(左右2点)などに打ち、不要な部分は除く様に考えていますが、すべての医師がこの打ち方というわけではありません。

Q17:15年以上注射・手術・注射とつづけています。最近は注射の後、2か月くらい眼が痛かったり、余り効果を感じなくなりました。限界があるのでしょうか?

A17;眼痛の原因は不明ですが、感覚過敏は眼瞼痙攣(ジストニア)にしばしば見られる症状です。効果を感じられないという訴えは、残念ながらしばしば聞かされるところです。焦らずに治療をお続けください。

Q18:ボトックスを打つ度に効果はなくなってくるのでしょうか。

A18:これも前問に似た質問ですが、必ず効かなくなるというものでもありません。

Q19:ボトックス注射が効かなくなってきた時、注射の量を増やすことで、どこまで対応できるのでしょうか。

A19:基本的にはボトル一つが50単位なので、その範囲で打つことが多いです。痙攣が両側であって、眉間から光覚までであれば、注射範囲を広げることで各点への効果が足りなくなることを避けるために100単位を用意して、50単位以上を使うこともあります。通常は若倉式での痙攣強度を見て、高ければ10%増、低ければ10%減などの調整をします。ただし、多くすれば長く聴くわけではないので、不必要に注射量を増やすのは得策ではありません。

Q20:平成27年4月6日に眼瞼けいれんと病名が分かり、ボトックス注射13回し、平成28年11月頃から唇の上と下にしびれが出て、今は慢性的になったのですが、けいれんとボトックス注射と関係があるのですか。ちなみに口腔外科、胃、耳鼻科、皮膚科、眼科、神経内科もわからないのですが。

A20:これもジストニアの感覚過敏によるものなのでしょう。感覚過敏は運動障害に次いで訴えの多い症状です。

Q21:以前は注射をしていただくと、1週間から10日位で効き目があったのですが、最近はスッキリしなくなり、ダラダラと症状が続きます。これは仕方がないのでしょうか。

A21:このご質問も原因がこれと言う物が思い当たりません。もしかすると、注射間隔機関が十分に長くなくて、症状が弱いうちに次の施注二なっていることは無いでしょうか?

Q22:薬剤性ではない眼瞼けいれん(ストレス性)は、ボトックス含む対処なしで回復した例はあるのでしょうか。また、ボトックスしないと悪化する可能性はあるのでしょうか。

A22:基本的に眼瞼痙攣では、ボトックス注射を避けて薬剤内服などの他の治療法を求めるべきではないというのが基本です。一番あとくされのない依存性のない治療法がボトックス注射だと思うからです。

Q23:3年前に眼瞼けいれんと診断されました。眼瞼下垂・眉毛を上げる手術をして、その後ボトックスを始めました。現在7回目の注射後、3週間たっているが、6回目の時からあまり効果が感じられない。今回から濃度があがったとのこと。副作用なのか。ボトックスの効果が出てないのか。主治医は何も言ってくれない。今後この病気とどう付き合っていけばいいのかお聞きしたいです。

A23:3年で6回とすれば、ボトックスの頻度は年に2回しか打っておらず、回数は一般的に見ると、相当少ない方です。この時期に薬の効きが悪いという訴えをする人は少なくは有りません。効かないという訴えが強いので注射液の総量は変えずに、注射液の濃度を10%程度上げたのかもしれませんね。

Q24:現在ボトックス27回使用。回数を重ねると、効き目が薄れることがありますか。

A24:上に同様の質問が多くみられます。

Q25:前はボトックスを打ってもらうと上に目が開いたのに、そのうち横に開くようになった。今は下に開くのはどうしてか。

A25:上に開くというのはよく理解できますが、残念ながら横に開く、あるいは下に開くという状況がどういう現象なのか容易に想像できません。

注:Q26以下はその他の分類で、QAは続きます。

Categorised in: 眼瞼痙攣