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2019年5月2日

10679:第12回眼瞼・片側顔面けいれん友の会、交流会報告から(清澤医師のコメント)

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(2018年10月20日、興和株式会社11階大ホール、参加者151名)(会報25号2,019年4月発行 実費100円にて頒布中)

「コメントおよびアドバイス」清澤源弘医師発言の記録

本日、こうしてみると清澤眼科の患者さんも大勢いらっしゃるので、嬉しく、誇らしく思います。元々、井上眼科病院・若倉先生の所に通っていた患者さんたちがつくられた眼瞼けいれん・顔面けいれん友の会なので、私の医院の患者さん達も仲間に入れて頂くという形で入ってきたので、最初は3人、5人、10人くらいといった感じでしたが、本日は私の患者さんが大勢いらっしゃり、有難いと思います。

 今日はこれといった新しい話はありませんが、薬剤性眼瞼けいれんの治療薬が最近ニュースになっていて、前回若倉先生が紹介されていましたが、田辺三菱製薬が国内での開発に力を入れているという記事も出ています。(記事参照:https://www.kiyosawa.or.jp/blepharospasm/46740.html

 私は、眼瞼けいれんに関連したような話題が有れば、なるべくブログに取り上げて、ちょっと戻って元の論文を読んで、紹介できるようにしたいと思ったものですから、今回ブログのシステムを変えました。「ブログ」というのは、個人の感想を書くような扱いなので、グーグルで探したときに順位を下に持ってこられるのです。東京医科歯科大学のホームページとか、そういうものが上位に来るのですが、このような固定された頁は、一回は読んでみても良いのですが、2度3度読もうとするような内容は少ないと思うのです。患者さん達がつくられたブログも中には非常に質の高いものも有りますが、「ブログ」というだけで1頁目に入れない様な形になってきてしまっています。今回、10,200頁くらいある今までの記事を全部張り替えて、清澤眼科医院のホームページの中に作ってみました。意図的に、眼瞼けいれんの話を最新記事に持ってくるように配置してみましたので、お暇があればご覧いただければと思います。

 今日お話を伺ってみて、私自身がなかなか薬の量を決められなくて、看護師の荒川さんならまだよいのですが、他の職員にまで話を降ろしてしまっている部分があり(※1)、そういうことに対してお叱りを頂きました。此処の患者さんと直接話をする時間を確保するというのはなかなかむつかしいところがあると思っています。清澤眼科医院の宣伝になってしまいますが、ここ数か月、月、火曜日の午前中は、私は眼瞼けいれんの患者さんだけを診ることとし、自分は初めから第3診察室に隠れてしまい、白内障と緑内障の患者さんは1番と2番の診察室で見てもらうようにして、眼瞼けいれんの患者さんが待っても第3診察室に入るとその患者さんを自分で診る、というようにしているところです。若倉先生もおっしゃっていたことなのですが、患者さんをどんどん増やしていくと、1人ひとりの患者さんとの関係が薄くなり、対応が画一的・機械的になって話が聞けなくなるということがどうしてもあります。これは清澤眼科だけでなく、井上眼科さんでもどこの病院でも同じかもしれません。若倉先生は以前から患者さんとの個別の対応を大事にされていて、尊敬しているところであり、社会の仕組みに対しても働きかけていこうとされているところは尊敬するところです。私は社会の仕組みを変えるという所までは行きませんが、目の前にいる患者さんに対しては出来るだけ誠実に対応したいと思っているところです。(書記:Fさん、清澤加筆)

※1:清澤眼科医院における眼瞼痙攣患者さんの再来診察では、①事務担当者がカルテを作った後、②熟練した視能訓練士が各患者さんの視力と眼圧を測るとともに、前回の処方に基づいて本日はどの薬剤を何本処方してほしいか?という希望まで聞き取る。③その後に診察の医師にカルテを回してもらう様にしています。最終的には予診段階の視能訓練士の質問へのお答えを参考に、当日の治療や注射量と施注位置を私が決め、④看護師にカルテを回して特定濃度で特定量の注射液を注射器に用意した段階で、⑤私が通常の診察室から治療ベッドまで移動して施注して、止血操作などは担当看護師が行う。⑥特に患者さんなどに問題や質問がなければ、医師席には戻さず、会計窓口であらかじめ決めた薬剤の処方箋をお渡しして終了。という流れにしています。

Categorised in: 眼瞼痙攣