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2018年7月22日

10023:眼瞼ミオキミアの診断と治療 Q&A 

Q:眼瞼ミオキミアについて教えてください。


My Spastic Eyelid
A:ご相談のようなまぶたの軽い痙攣を、一般に眼瞼ミオキミアまたは日本語では眼輪筋波動症と呼びます。 この状態は非常に一般的なものであり、しばしば自然に緩解してしまいます。

◎眼瞼ミオキミアとは?

ミオキミアは、不随意的で自然発生的な筋肉の震えを記述する広範な用語です。 この動きはしばしば自覚的な刺激になる程度の物で、多くの人が眼瞼の筋肉で経験します。一般的に、下まぶたに影響がありますが、時には上まぶたにも見られます。

ミオキミアは、通常は、治療なしで解決する一時的な状態です。 それは瞼のぴくぴくする動きが数分続きますが、まれには数ヶ月も続くことがあります。 ほとんどの医師は、状態が一時的なものであり、通常は長期的な問題を引き起こさないことを知っているのであまり心配しません。

眼瞼ミオキミアは心配が要りませんが、視覚を妨げる上斜筋ミオキミアという眼科受診を必要とする別のミオキミアがあります。この場合には、制御できない片眼の揺れが繰り返され、それは、不安定に傾いた視界をもたらして、患者さんを不安にさせます。この状態は視界に影響を与えますが進行はしません。

眼瞼ミオキミアの症状は?

眼瞼ミオキミアの主な症状は、制御できない痙攣または筋肉の動きです。 眼瞼ミオキミアは、数日または数週間、まれに数ヶ月間続くことがあります。 それは突然現れたり、突然消えたりすることもあります。 下まぶたは、上まぶたよりも一般的に影響を受けやすいです。

眼瞼ミオキミアの原因は?

ミオキミアの正確な原因は不明ですが、特定の因子が、眼瞼ミオキミアの発生および重症度を増加させることが知られています。 これらの要因には、カフェイン消費、不安、ストレス、睡眠不足、TVおよびコンピュータモニターの集中的な使用、アルコール飲用および特定の薬物が含まれますが、原因はこれらに限定されません。 ミオキミアは、まれにアレルギー反応によって引き起こされることもあります。

瞼の痙攣の治療法

ミオキミアは一般的に治療なしでも解消します。 それには数日または数週間かかるでしょう。

眼瞼ミオキミアはしばしば自然に解決しますが、心配でしたら早めに眼科医に相談してください。 もし痙攣が痛み、眼脂、光に対する感受性、ぼやけた視力または瞼の腫脹などを伴う場合は、医師に相談することも必要です。痙攣が増悪し数日以内に解決しない場合には、適切な治療が考えられます。

この状態には、いくつかの自宅で出来る治療選択肢もあります。 多くの人々は、暖かいまたは冷たい湿布を適用することが、この問題を緩和する効果的な方法であることを見出しています。 ミオキミアがアレルギーによるものである場合には、抗ヒスタミン薬を使用して抑えることもあります。 一般的なミオキミアを減らすには、カフェイン消費や過労のような発症のきっかけを避けることも効果的です。

医師は、その原因を特定し、まぶたの痙攣の頻度を減らすのを手助けすることができます。例えば、ドライアイの合併があれば涙液減少を緩和する点眼薬を処方します。眼精疲労が基礎にあれば、ビタミン剤点眼の処方も考えます。基礎疾患が神経症とすれば、抑肝散などの漢方製剤を処方することも考えられます。

もっと重症の痙攣で有ったら?
これ等の初期治療で問題が解決しない場合であって、更に片側眼瞼痙攣や眼瞼痙攣といった重篤な疾患がむしろ疑われる場合には、薬物を使用して問題を軽減することになります。その際にはボツクス (ボツリヌスA毒素)を罹患したまぶたの眼輪筋に注入して、一時的な麻痺を起こすことで筋の痙攣を止めることができます。 この処置では瞼が痙攣するのを3ヶ月まで防ぐことができます。 或いは、抗てんかん薬を使用する
こともあるでしょう。さらに重篤な眼瞼痙攣の症例ではこの状態を改善するために、形成外科で行われる眼輪筋切除や、顔面神経への圧迫がある場合にはそれ緩めるような圧迫解除の外科手術が脳外科で検討される場合もあるでしょう。

(EyeDoctorGuide.comほかを参考に清澤が大改変)

Categorised in: 眼瞼痙攣

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