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2018年3月18日

9693:「片側顔面けいれん」について 尼崎賢一:聴講印象記

「片側顔面けいれん」について 三井記念病院 尼崎賢一
(眼瞼・顔面けいれん友の会 平成30年3月17日 ご講演から)

清澤のコメント:今回の講演は手術で片側顔面痙攣を止めようという患者さんには分かり易く、好適なお話だったと思います。スタンスとしてはボトックスで満足できない患者さんへのオプションとしてという事であり、なんでも手術という訳ではないところに好感が持てるお話でした。ご希望の方には迷わずに紹介状を作ります。尼崎先生はテフロンを挟むやり方は行わないそうです。

1、どんな病気?
症状:顔な半分が自分の意思とは関係にピクピク動いてしまう。
目の周り(特に下瞼)から始まり、口、頬の方に広がる。
緊張すると出やすい。
原因:脳の奥の方で顔面神経に血管が接触(圧迫)する。

2、どうやって診断するか?
診察:患者さんの顔を見て確認する(重要)
閉瞼、イー、ウーなど口の形を変えて誘発する。
ご自身の動画(スマートフォン)治さん
画像:MRI、顔面神経への血管圧迫を探す。

3、どのように治療するのか?
1、内服治療:抗痙攣薬、安定剤
2、ボトックス:ピクピクしている顔面の菌に注射をする。
3、手術治療:血管を顔面神経から離して(減圧して固定する)。
Microvascular Decompression、頭蓋内微小血管減圧術
手術時間 ~3時間(全身麻酔) 入院期間 ~10日
手術効果: ~95%で改善(すぐに症状が取れない場合もあります)
危険性:聴力障碍(約1%)、顔面神経麻痺(数%)、喉の症状(数%)

◎療養支援のしおり(8ページ)が作ってあり、説明時に渡す。
今までに500人の手術をしてきて、
21から81歳(平均52歳)
男女比は女性2:男性1だった。
手術希望なら、年齢は70歳までにしましょう。
80歳を超えると困難な事象もある。70から74歳でも21人に行った。

Categorised in: 眼瞼痙攣