お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

医療相談窓口

2020年3月16日

眼窩筋炎、特発性眼窩炎症

勝旦さんからの質問

外眼筋炎にて治療中ですが、症状の改善が見られません。
現在の病院では、これ以上治療方法が無くお手上げだと言われました。
ネットで調べたいたら清澤先生たどり着きました。 セカンドオピニオンが可能でしょうか?
今までの治療方法は下記の通りとなります。  
昨年7月頃から複視の症状が見られ9月2日病院受診 。外来にて血液検査、CT、MRI検査異常なし     
9月26日~10月27日 入院 :造影剤を入れてのMRI、髄液検査、血液検査実施
一番疑わしい甲状腺を含め、全て異常なし。 炎症を抑える為ステロイド投与及び点眼治療
・プレドニンの点滴 20mg/A 1000ml×3日を2クール
・リンデロンA液  点眼液           
・ガチフロ   点眼液0.3%           
・ヒアレイン  点眼液0.1%     
11月11日~17日再入院  プレドニンの点滴 20mg/A 1クール 
錠剤のプレドニゾロン内服     
12月2日~17日再入院  放射線治療 10回
その後は月1回の外来通院中ですが、 中央より左側及び下側に複視が有り、車の運転が出来ません。
会社を休職していますが、 改善が見られないまま放射線治療後3ヶ月が経ちました。
他の先生のアドバイスを聞きたく探していました、 よろしくお願いします。

清澤眼科医院の見解

勝旦さん 外眼筋炎に伴う複視は治療がとてもむつかしいものです。完治を目指すというよりも何処まで病気と付き合うかを考える必要があります。
放射線照射まで行われており、非特異的な外眼筋炎が考えられたもののようです。免疫抑制剤はまだ使われてないかに見えます。
MRIやCTの画像診断では外眼筋の肥大や造影増強効果がありそうなものと思われます。最近のIgG4検査もやってなければ追加で調べます。
治療にはステロイドパルス、経口ステロイド剤、免疫抑制剤、そして放射線ですが、放射線まで行われているので、現在の主治医としては、先ずできることはやりつくしたという状況でしょう。複視が周辺視野だけならばまだ軽い方です。
複視は治るのを待つ、プリズム眼鏡処方、手術でなるべく中央下が合うように斜視手術を考えるなどがあります。(当医院では手術は施行しておらず、付き合いのある有力な病院に相談しますが、頼むとしても普通施術はは1年後くらいになります。)
この辺りを見つつ、何らかの手が打てないかを考えましょう。
場合によっては片眼を塞いで複視を避けて、できる仕事に向かうという方策も考えてみる必要がありうるかもしれません。