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2021年8月24日

白いカーテンと壁が濃黄色に見えました。なんでしょうか?

おちょびさんからの質問

初めまして。 清澤先生、お忙しいところよろしくお願いいたします。 今年5月21日起床時白いカーテンと壁が濃黄色に見えました、時間的にはほんの2~3分位でした。5月28日には濃緑色に見えほぼ毎日濃黄色に見えています。6月7日に近くの眼科を受診しましたが、結果は異状なしでした。が今でも起きると濃黄色に見える日が続いています(ほんの2分から3分)位です。以前はこのような症状は全然有りませんでした。 参考にして頂けるか分かりませんが、5月15日にファイザーのワクチン接種1回目を接種しました、同日泌尿器科の処方箋がタムスロシン塩酸塩OD錠0.2mg(朝食後1錠)からシドロシン錠2mg(朝食後1錠 夕食後1錠)に変更になりました。思い当たるところはこれだけです。 お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。

清澤眼科医院の見解

おちょびさん 質問者の症状が短時間であるという点がこの患者さんでは一般的ではなく特異的ですが、これは黄視症(キサントプシア 同義語が キサントピア(黄色の視力))に属する症状と考えてよいでしょう。キサントプシアは、眼の光学系メディアの黄変による視力の黄色の優位性がある色覚欠損です。最も一般的な原因は、ナトリウムポンプに対するジゴキシン(強心性配糖体)の阻害作用と、黄色の濾過作用を引き起こす可能性のある白内障の発症とされています。 キサントプシアはまた、黄疸のまれな副作用であり、黄疸の原因になる血中のビリルビンは視力に黄色の色調を生成するのに十分な量で眼に沈着する可能性があるとされます。 この副作用を有する薬物には:ベニカル-HCT、クロルタリドン、ジゴキシン、フォシノプリル、フロセミド、ヒドロクロロチアジド、ハイドロフルメチアジド、インダパミド、イルベサルタン、イルベサルタンヒドロクロロチアジド、ロサルタン、メチクロチアジド、オルメサルタン、パミドロネート(これは非常に稀)、ポリチアジド、シルデナフィル、サイアベンダゾール、チアジドが列挙されていますが、相談者の述べる薬はこの中には挙げられてはいないようです。