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2021年6月28日

外傷性眼瞼下垂の治療

ほほほさんからの質問

一昨年駅の階段から落下して顔の骨を骨折、その後外傷性動眼神経麻痺と診断されました。 手術しても見方が変わらないだろうと思ったのと金銭的に苦しかったので手術をあきらめ眼帯生活しております。 しかし眼帯してると仕事が探せないので手術しようと決めました。 動眼神経麻痺の手術は凄く痛いと聞きまして全麻を希望するため2泊3日の入院予定です。 伺いたいのは手術したら多少は複視が治るのでしょうか?? 専門的らしいので遠くの医大に通ってるのですが白内障のように近くの病院では手術出来ないのでしょうか?? 一応看護師なのですが眼科は経験してないので教えて頂けたら嬉しいです。

清澤眼科医院の見解

ほほほさん 外傷で動眼神経麻痺が起きたとすると、まず①瞼の下垂が有って目が自力では開けない。②眼の向きはおそらく外斜視状態か?と思われます。上下には動いていないのでは?③瞳孔も散瞳の傾向があるでしょう。すべてが自然に回復するなら半年で改善するでしょうが、その時期は過ぎたので敢えて手術を加えるか?あるいはこのままでしのぐかという事になるでしょう。これに対して手術をするとなると、①まず眼瞼を挙げる、挙筋短縮術。②眼球の向きを正面位置で左右が合うように水平方向の斜視手術をする。斜視手術を加えるか?ただし動かない目が動くようになる訳ではないです。③瞳孔には手を加えられない。という事になりますので、整容的な意味以上の手術ではないことになります。手術せずに眼帯かサングラスでしのぐのも手だと思います。その手術は、とても専門的なものですから、遠くの大学病院(東京ならT大学H教授など)以外ではできないだろうと思われます。手術しても元に戻るわけではないことを十分に理解して手術をお受けください。